ラミネート加工と5S

20240510 #コラム

5Sの定義と目的

5Sとは、特に製造業で多く用いられているスローガンで、職場環境の改善や維持のための5つの要素「整理」、「整頓」、「清掃」、「清潔」、「しつけ」の頭文字が由来です。5Sの主要テーマは、無駄を削減し、製造現場の課題解決や事故の未然防止にあります。5Sを徹底することで、作業は効率化され、生産性の向上やリードタイム短縮、社員一人ひとりの意識改革が実現できます。エバーコート株式会社でもこの5Sを以前から導入しており、食品・医薬品並みの衛生管理体制を求められるラミネート加工の現場で活用しています。

整理

5Sでの整理とは、必要なものと不要なものをハッキリと区別して、要らないものは捨てること。フィルムとフィルムを張り合わせるラミネート加工の工程の中で、その加工に不要なものがあればミスの可能性は大幅に上がります。エバーコート株式会社では加工品目毎や始業前後に不要なものを整理することを徹底し、生産性の向上やミスの削減に取り組んでいます。 

整頓

5Sでの整頓とは、必要なものを所定位置に置いておくこと、誰でも分かるような状態をキープすることです。エバーコート株式会社では、整理・整頓を徹底。作業で使用するカッターやテープ等、備品一つ一つ所定位置を定め、必要なものを探す時間をなくし、製品への混入や重大事故を未然に防止しています。また、「誰が」、「いつ」、「どの現場」でも対応できるような体制も志し、ラミネート工程の作業効率を高めています。

清掃

5Sでの清掃は、職場を清掃して常に美しい状態に保つことです。エバーコート株式会社では、各部署別に清掃する箇所、頻度、実施時期、清掃用具を定めて行い、清掃チェックシートに記入し管理しています。衛生環境維持のため、環境整備日も設け、作業場内、加工機の清掃も日々徹底しておこなっています。

清潔

清潔とは、整理・整頓・清掃を正しく行い、常にきれいな状態をキープすること。食品・医薬品並みの衛生管理体制を求められるラミネート加工の現場のため、服装規定や入場ルールを厳格化。社員はもちろん、お客様がご来場の際も同一基準を徹底しています。清潔を徹底することで、品質の保証だけでなく、事故の防止など、安全性の向上にもつながります。

しつけ

躾は、決められたルールを全社員が実行できるように習慣づけること。5Sを実現していくためには、ルール化し普段の仕事の中に取り込んでいく必要があります。エバーコート株式会社では、5Sのチェック体制を徹底。整理、整頓、清掃、清潔を意識せずとも全社員がルールとして当たり前に実行できるように管理しています。

この記事を企画・執筆した人

エバーコート株式会社

この記事は、エバーコート株式会社が企画・執筆した記事です。
食品プラスチックフィルムのラミネート加工(ドライ・ノンソル)をテーマにお役立ち情報や会社情報を発信しています。

食品プラスチックフィルムの
ラミネート加工(ドライ・ノンソル)なら
エバーコート株式会社

電話でのお問い合わせ

受付時間:平日9:00〜18:00

FAXでのお問い合わせ
06-6913-0430

24時間受付

メールでのお問い合わせ
Page Top